Citations:学期
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Japanese citations of 学期
- 1904, 河口慧海, チベット旅行記:
- で問答修学期の間は毎日ターサンに行って茶三杯ずつ貰うてそれで昼御膳を済ますけれども、この問答修学期は一月問答をやれば一月は休み、半月やれば半月休んで復習し、かつ下調べをせんければならん。
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- 1914, 夏目漱石, こころ:
- 私は学期の終りまで待っていても差支えあるまいと思って一日二日そのままにしておいた。
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- 1924, 岡本綺堂, 水鬼:
- そんなわけで、九月の学期が始まる頃になっても、僕は上京を延引しなければならないことになった。
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- 1925, 豊島与志雄, 或る素描:
- 学期末の試験が済むと、各科目の担任教師は、一定の期日までに採点して報告しなければならなかった。
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- 1926, 芥川龍之介, 二人の友:
- 福間先生は二学期からいきなり僕等にゲラアデ・アウスと云ふギズキイの警句集を教へられた。
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- 1927, 葉山嘉樹, 死屍を食う男:
- がもう一学期半辛抱すれば、華やかな東京に出られるのだからと強いて独り慰め、鼓舞していた。
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- 1930, 甲賀三郎, 贋紙幣事件:
- 中学にはいって始めての学期試験が間もなく来るので、うんと勉強しなくちゃいけない。
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- 1931, 堀辰雄, 三つの挿話:
- そのうちに、夏休みのまま、地震のために延ばされていた秋の学期がそろそろ始まりかけた。
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- 1932, 嘉村礒多, 途上:
- するうち室長は三学期の始頃、腎臓の保養のため遠い北の海辺に帰つて間もなく死んでしまつた。
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- 1933, 牧野信一, 魚籃坂にて:
- 僕には昔から一度もつかまへることが出来なかつた「シヤアシヤア蝉」とヒグラシが正ちやんのお蔭で標本箱に収まり、もう二学期の学校が始まるねと云ふと、彼はこの夏で学校は止めて神田の或る蓄音機の箱をつくる工場に奉公へ行くことになつてゐるのだと云つた。
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- 1934, 菊池寛, 貞操問答:
- 結局一年と一学期辛抱した後、このほど思い切って、好きなヴァイオリンの試験を受けて、新音楽協会の練習所員となった。
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- 1935, 永井荷風, すみだ川:
- 学校の学期試験は昨日すんで、一方ならぬその不成績に対する教師の注意書が郵便で母親の手許に送り届けられた。
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- 1936, 神西清, 母たち:
- さういふ私を、進級式の前に教師が呼んだ、そして「平均点は今度は君が一番なのだが、一学期の地理が大変に悪いのでね……」と、そんな話をしはじめた。
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- 1940, 宮本百合子, なつかしい仲間:
- 上の学校への入学試験準備はその頃からもうひどくて、六年生は二学期から、放課後もいのこった。
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- 1941, 三木清, 読書遍歴:
- というのは、ちょうど私がマールブルクへ行った学期に、ハイデッゲル教授はフライブルクからマールブルクへ招聘されたので、私は主として氏に就いて学ぶためにハイデルベルクから転学したのであった。
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- 1942, 坂口安吾, 剣術の極意を語る:
- 三学期にも白紙の答案を出して落第して、叱られたら、家出して、満洲へ行かうかと思ひ、白系ロシヤの美人と恋を語ることなどを考へたりしてゐたが、やるせなくて面白くなかつた。
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- 1944, 海野十三, 海野十三敗戦日記:
- 思えば、今は亡き前文相二宮中将が、組閣間もなく国民学校第二学期の始まっていることを十日も忘れての放送に、大きなケチがついたように感じたが、それは本当であった。
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- 1957, 浅沼稲次郎, 私の履歴書:
- 早大志望は募るばかりで、同年九月第二学期から編入試験を受けて、早稲田大学に入った。
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- 1960, 原田義人, 年譜:
- 冬学期からミュンヘン大学でドイツ文学研究をつづける計画を立てたが、父は文学のような無用なものを学ぶことに賛成しなかった。
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